■お客様に聞く - 大江戸温泉物語株式会社様

江戸の町並みを再現した温泉テーマパークとして、人気を博している「大江戸温泉物語」。東京お台場にあるこの施設のほか、
全国12拠点にホテルや温泉施設を展開する大江戸温泉物語株式会社は、この度、セキュリティ対策の強化を図るため、Firebox X Coreを導入した。
大江戸温泉物語株式会社 事業開発部の橋本 大輝氏に、その導入の経緯や効果についてお話を伺った。(写真右は株式会社コムネットシステム 小倉 大門氏)
もくじ
1. 温泉事業を全国12ヵ所に拡大
2. 外部からのアタックに脅威を感じる毎日
3. 約1/10のコストでセキュリティ対策を大幅に強化
4. Firebox X Coreでスパムメールがゼロに
5. 新規店舗には、小規模向けのEdgeを展開
■ 温泉事業を全国12ヵ所に拡大
― まず、御社について教えてください。

当社は、大江戸温泉物語をはじめ、全国にホテルや温浴施設を展開する会社です。もともとは、ここお台場の大江戸温泉物語のみの事業でしたが、
3年前に温浴事業の全国展開をスタートしました。現在は、日光や伊香保、浦安など東日本を中心に全国に12拠点の施設を展開しています。
― WatchGuard製品の導入のきっかけをお聞かせください。
事業の拡大をきっかけに、施設はもちろん、従業員の数も一気に急増しました。事業の拡大に伴って、外部とのメールやデータのやり取りも急増していますので、
情報漏えいなどのトラブルを未然に防ぐ意味でも、セキュリティ対策の強化が急務になっていました。
以前、導入していたファイアウォールのサポートの更新時期も期日が迫っていたので、今回、思い切ってFirebox X Core製品の導入を決めました。
― 実際に、Firebox X Coreを導入していかがでしょう?
販売店のコムネット社( 株式会社コムネットシステム)からスパムメールがほとんどなくなると聞いて導入を決めたのですが、正直なところ半信半疑でした。
導入してまだ数カ月ですが、スパムメールもびっくりするほどなくなりましたし、非常に便利だな、と実感しています。
■ 外部からのアタックに脅威を感じる毎日
― 導入前は、どのようなネットワークの課題をお持ちでしたか。

1日、数千通におよぶスパムメールに悩まされていました。ファイアーウォールは構築していたものの外部からの攻撃を頻繁に受けており、
社内に専任のシステム担当者もいないため、セキュリティ対策に不安を抱えていました。当社では、Webサイトに広告を掲載しているのですが、
施設が増えるにつれ広告の掲載量も多くなっていました。この広告の量に比例して、不正なアクセスやスパムメールも一度に急増していました。
また、従来、外部とのやり取りはファックスや紙でのやりとりが中心だったのですが、拠点が増えて拠点間のやりとりもメールが中心になり、
外部との受発注のやりとりもメールを使うことが多くなってきました。従業員の数も急増していますから、社内での不正利用や情報漏えいなどを防ぐ意味でも、
セキュリティ対策の強化は急務でした。。
― セキュリティ対策の強化にあたり、どのような要件がありましたか?
ひとつは、ネットワークの利用状況が分かるということがポイントでした。これまでもログはとっていたのですが、会社としてシステム専任の担当者がいないので
ログを解析するまで手が回りません。社内ネットワークの利用状況を簡単に把握できる方法はないか探していました。
もうひとつは、リモートアクセスです。これまで、外出先から売上や予約状況を確認する場合は、メールを転送してもらったり、メール転送サービスを使ったり、
と何かと不便でした。他拠点や外出先にいても、安全にリアルタイムな情報がみられるようにしたいというのが当社の要件でした。
■ 約1/10のコストでセキュリティ対策を強化
― いつ頃からシステムの検討を始められましたか?

2009年10月からシステムの検討をスタートしました。もともとファイアーウォールを構築していたので、最初はその上に統合的なセキュリティ・ソフトウェアの導入をしようと思っていました。
いろいろな製品やサービスを検討している頃、ちょうどWachGuard販売店のコムネットシステムさんから「簡単にログが解析できるいい製品がある」と伺って、詳しく話を聞いてみるとうちのニーズにぴったりでした。
そこで、アクセス解析ツール「SECURE FORCE」とUTM製品「Firebox X Core」のセットで導入しようということになりました。
大変満足しております。
■ Firebox X Coreでスパムメールがゼロに
― UTM製品であるFirebox X Coreならば、複合的なセキュリティ対策ができるという訳ですね。導入後、御社ではどのような効果がありましたか?
導入をしてからまだ数カ月あまりですが、セキュリティが大幅に向上したうえに、ネットワークの利用状況が可視化できるなどさまざまな効果が出てきています。導入のメリットとしては、主に以下の4つになります。
1.スパムメールの撃退
まず、数千通のスパムメールがほぼ100%なくなりました。Firebox X Coreを実際に導入してみて、スパムの検知精度の高さに非常に驚いています。これまで、スパムの振り分けだけで多くの工数がかかっていましたから、
これは大きなメリットです。現在もスパムは増え続けていますが、運用管理の手間をまったくかけずに、スパムがなくなりましたから非常に楽になりましたね。
2.IPSの利用により、セキュリティを大幅に向上
東京お台場の施設は、本部機能も備えています。経理などの重要な情報もありますので、業務には支障はなかったものの、外部からの攻撃は大きな脅威でした。 Firebox X Coreは、
不正なアクセスを阻止するIPS機能も備えているのでその点でも非常に安心です。
3.ネットワークの利用状況を見える化
Firebox X とあわせて導入した
SECURE FORCEによって、グラフや表でログが分かりやすく表示できるため、社員のネットやメールの利用状況が一目で分かるようになりました。
これによって、ログ管理の手間が大幅に削減されただけでなく、内部統制にも効果があり、また不正アクセスの抑制にも繋がっています。
4.セキュアなVPNを構築
Firebox X Coreを導入するだけでVPNが構築できた点も大きなメリットです。SSL-VPNの利用によって、外出先から売上や予約状況などの社内の情報に安全にアクセスできるようになりました。
これまでは、各拠点のサーバーにいちいちアクセスしていたのですが、アクセスも一元管理できるようになりとても便利です。現在はテスト的な運用ですが、今後は、
出張や外出の多い店舗アドバイザーにこの機能を展開していく予定です。
■ 新規店舗には、小規模向けのEdgeを展開
― 最後に、WatchGuard製品への要望や今後の展望をお聞かせください。
正直なところ、当社では最初からWatchGuardの製品に決めていたわけではなく、ネットワーク管理をお任せしているコムネットさんからのお勧めだったので「じゃあ、WatchGuardにしようか」という感じでした。
しかし、導入してみてWatchGuard製品の品質の高さにとても満足しています。今では、コムネットさんに「なんでもっと早く教えてくれなかったの?」と言っているくらいです(笑)
現在は、本部に中規模ネットワーク向けのFirebox X Coreを1台導入していますが、今後、新規店舗には小規模ネットワーク向けのFirebox X Edgeを導入していく予定です。
また、本部以外の11拠点にもタイミングをみて、順次展開していきたいと考えています。
お忙しい中、有り難うございました。